本年4月1日をもちまして、当社は創業100周年を迎えることができました。
この日が迎えられたのはひとえに、長年にわたり当社を支えてくださった
従業員、お取引先様、株主様、そして地域社会の皆様の温かいご支援とご厚情の賜物と、
心より感謝申し上げます。

1925年の創業以来、当社は時代の変化とともに、様々な困難を乗り越えながら歩んでまいりました。

堀田清重（創業者）が大曽根の地で6帖の部屋に旋盤やボール盤、万力を置いて鉄工所を始めたことが
当社の歴史の始まりでした。当時は農機具の加工や機械修理を請け負う個人事業でしたが、少しずつ事業を拡大し
発展の礎を築きました。

その後は世界恐慌や戦争による大不況や設備の接収など、幾度も事業継続が難しくなる困難があったそうですが、
それらを乗り越えて、二代目社長の時代には小物切削事業への大転換を図り、それがきっかけで多くの取引先様に恵まれました。
その技術を全社員が一丸となって発展させて来た事で会社は成長を重ね、本日この日を迎える事ができました。

100年の歴史の中で金属部品加工の分野において、社会の発展に貢献してこれたことは私たちにとって
大きな喜びです。

近年、私たちは自動車産業の変革と共に、大きな転換点を迎えております。そのような状況下でありますが、
次の100年に向かって歩みを止めることなく、培ってきた人や技術を礎に進んで参る所存です。

今後とも皆様のご期待にお応えできるよう、社員一同、より一層の努力を重ねて参ります。
なにとぞ、倍旧のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。